近年、宮古島の賃貸価格が高騰していることから中古住宅・戸建を求める声が多くなっています。中古物件を購入しリフォームするのであれば、補助金を活用してみてはいかがでしょうか。宮古島市が緊急経済対策として行う住宅リフォーム支援事業をご紹介します。

※毎年期間限定で募集しているためチェックが必要です
 宮古島市建設部建築課のページでご確認ください

※過去3年間は5月末~6月初旬あたりに発表しています

◆リフォーム時に受けられる補助金

宮古島市では、過去3年間に渡り「緊急経済対策住宅リフォーム支援事業」という補助金を支給しています。市民が住宅を市内の施工業者を利用して20万以上の住宅リフォーム工事を行った場合、対象工事費の20%、上限額40万円を支給するといった内容です。

では、今年(2020年・令和2年)の内容を見てみましょう。

対象者および対象住宅は、

  • (1)補助を受ける住宅に居住し、市に市民登録をしている方
  • (2)他の改修補助を受けていない方
  • (3)市の公的義務(市税、使用料、負担金等)を果たしている方
  • (4)翌年1月末までに工事完了および実績報告書が提出できる方
  • (5)補助対象者が所有する住宅
  • (6)借家住宅・共同住宅等

となっております。

対象改修工事は、

(1)バリアフリー改修工事
通路等の拡幅、階段の勾配の緩和、浴槽改良、便所改良、手すりの取付け、段差の解消、出入口の戸の改良、滑りにくい床材料への取替え、その他市長がバリアフリーに資するとして認める改修工事

(2)省エネ改修工事
窓の断熱工事、床の断熱工事、屋根、天井の断熱工事、壁の断熱工事、その他市長が省エネに資するとして認める改修工事

(3)空き家改修工事(自らが居住する目的の改修)
既存住戸内の間取りを変更する工事、台所、浴室、洗面所又は便所の改修、給排水、電気又はガス設備の改修、屋根、外壁等の外装の改修、その他市長が空き家の有効活用に資するとして認める改修工事

(4)耐久性等を向上させる改修工事
柱、梁等主要構造部の剥離したコンクリートの除去又は補修、庇、天井裏等落下した場合の危険性が高い部位の剥離したコンクリートの除去又は補修、柱、梁の接合部の剛性を高める金物にする改修、柱、梁、壁、筋かい又は基礎の補強、火打ち梁又は構造用合板による床面の補強、ブレース又は鋼板壁による壁面の補強、座屈止めの追加工事、不使用となった屋上タンクの除去、居間、寝室等長時間を居住の用に供する部屋の補強、その他市長が耐久性の向上に資するとして認める改修工事

(5)県産材料を利用した改修工事
県内で生産され、加工された材料であることが証明されたものを利用した改修工事

となっております。

◆まとめ

次年度(2021年・令和3年)の実施は未確定ですが、リフォームを検討している場合にはチェックしておくと良いでしょう。工事が補助内容に当てはまるのか確認すると同時に、申請を前提として工事時期の調整も必要です。

気になる宮古島市の中古物件・戸建に関する情報は、弊社ホームページに掲載されている他に、「掲載作業中」といったタイミングもございます。一度、お立ち寄りのうえスタッフにお声がけください。