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実は快適かも?コンテナハウスの賃貸でよくある心配を解消!
「最近、宮古島にコンテナハウスが増えているよね。」なんて話もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか?
転勤の方をはじめ、短期での滞在をお考えの方の中にはコンテナハウスに興味はあるものの、機能性や安全性などに関して不安を持つ方も多いかと思います。コンテナハウスは鉄でできているため、宮古島の生活に合わなのでは?作りが簡易的なので台風などの災害には弱いのでは?というイメージが先行しがちだと思います。
しかし実際には、コンテナハウスは機能面・安全面も一般の住宅とほとんど変わりなく、快適に生活をすることができます。そして見た目もオシャレ!そこで今回は、コンテナハウスにあるマイナス面のイメージを払拭すべく、部屋を借りる目線でデメリットとして考えられがちな「誤解」を解消していきたいと思います。
◆宮古島の夏に耐えられるの?コンテナハウスは夏に暑くて冬は寒い?
「コンテナハウスだと、夏は太陽にさらされて外壁の熱が中に直接影響するでしょ?」「冬は壁が薄いから絶対寒いでしょ!」
確かにあの“箱”を見たら誰でもそう思うかもしれません。ですが、コンテナは「重量鉄骨を剛接合した枠組み(箱)」であり、構造上はマンション・戸建てなどの重量鉄骨造りとなんら変わりありません。
そのため、適切な断熱工事さえ行えば気温や湿度を気にせずに快適な状態をコントロールできるのです。それこそ最新の技術で作られているため、築何十年木造住宅よりも温度管理がしやすい場合もあります。
少し専門的なお話になりますが、断熱工事の方法は、環境に直接かかわってくる素材となるのでチェックしておいた方が良いかもしれません。主に以下の3つ。
★内断熱
グラスウールとウレタンフォームを断熱材として使用する方法です。とてもポピュラーな施工方法なため、多くのコンテナハウスでこの内断熱が用いられます。
この工法は外壁断熱と比べて、一定の広さまでは空調の効きが良いというメリットがありますが、断熱材のすぐ外側が外壁なので「日差しや外気の影響を受けやすい」「温度差で結露を起こしやすい」といったデメリットもあります。しかし、20フィートコンテナ(14.2㎡)サイズではこのデメリットの影響は受けづらいでしょう。
★発泡ポリウレタンフォーム
コンテナの内部に発泡ポリウレタンフォームを直接吹きつける工法です。気密性が高いため結露の心配もなく、断熱性に優れた工法です。
★外壁断熱
コンテナ外側に断熱材のついた外装パネルを貼りつける工法です。外側を覆うので結露の心配も少なく、断熱・気密処理などが簡単というメリットがありますが、外面のメンテナンスが必要になってきます。また外面を覆う(=壁のパネルが見えなくなる)ため、コンテナの「特徴的な見た目がオシャレ!」という場合にはマイナスになってしまいます。
◆コンテナハウスは地震や台風に弱い?
コンテナハウスは地震や台風などの自然災害に弱いのでは?特に台風銀座の宮古島だと横転したりしないか心配…そう思っている方もいるかもしれません。ですが心配入りません。
分かりやすい例を挙げてみますが、貨物用のコンテナは何段にも積み重ねられ、何週間も何ヶ月も船に揺られて海をわたってきています。大きな地震が起こり、地盤の隆起・陥没によって崖から落ちたり流されたりしない限りは、たとえダメージを受けたとしても、ジャッキアップや基礎を調整することで元通りになるコンテナハウスもあります。シェルターと同じような「命を守る家」にもなるのです!
確かにコンテナハウスは「鉄の箱」なので錆びやすいのは事実です。しかし、しっかりと防錆加工やメンテナンスを行うことで、長く快適に住み続けられます。東京のシンボルとも言える東京タワーが50年以上にわたって同じ鉄骨を使い続けていることを考えれば、鉄がどれほど強固なものなのか想像しやすいと思います。
木造や鉄筋にかかわらず、どのような住宅でも防錆処理や雨漏り対策など、定期的なメンテナンスを行わなければ朽ちてしまいます。つまり、建物の経年劣化はコンテナハウスだけに限ったことではなく、建築物全般にあてはまる宿命といえるでしょう。
◆築年数の古い賃貸を借りるよりも快適に暮らせる要素が沢山!
宮古島の気候で最も過酷な夏の熱さにも耐え、自然災害にも強い、見た目もオシャレなコンテナハウス。不安に感じたところが解消されれば幸いです!ちなみに、天井の高さも一般の賃貸のお部屋とあまり変わりません。もう一つ、宮古島の熱さ対策の一つとして紹介したいことは、屋上に塗布式断熱材を使用すると、お部屋の室内温度はグッと下がるようです。ホームセンターなどで購入できますので、検討してみてはいかがでしょうか?
コンテナハウスが「ちょっと気になるな」という方は、弊社までお気軽にご相談ください!内見も可能です。