観光客が年々増加している宮古島では、ホテルや賃貸住宅などの建設ラッシュではありますが、物件不足が続いています。その中で、一時的な住居を求める需要もあり、マンスリーマンションやウィークリーマンションが増えてきています。

では、一般的な賃貸住宅とマンスリーマンションやウィークリーマンションの違いは何でしょうか。それぞれの特徴を見ていきましょう。

◆賃貸住宅との違いは?

ウィークリーは週単位、マンスリーとは月単位で契約できる物件です。数日の滞在であればビジネスホテルを利用すると思います。しかし1週間以上の出張や、自宅の立替え中の仮住まいとしてなら、家具や家電が揃ったマンスリー・ウィークリマンションの契約を検討してみましょう。

マンスリー・ウィークリーマンションは、仕事などで短期滞在する方に合わせて作られているため、クーラー、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、レンジなど生活に必要な家電や、ベッドに収納家具などが最初から備わっています。さらには、まるでホテルのように生活用品までも用意されているケースもあるので、契約したその日からすぐに新生活を始めることができます。

また、賃貸住宅の契約時に発生する敷金や礼金、仲介手数料も無いため、初期費用を抑えることができます。そして、身分証明書があれば保証人は必要ありませんし、光熱費や水道代は日割りでの支払いとなるなど、手続きに関するわずらわしさは無いと言えるでしょう。

このように便利さばかりが目立ちますが、逆を言えば入居審査が甘いとも捉えることができます。ですので、短期間とはいえど、隣の住人がどのような人物であるのかが分かりにくいというデメリットもあります。

◆賃貸料が割高になってしまうことも

必要最低限の家具家電が最初から備え付けられているため、同じ場所で同じ間取り賃貸住宅と比べると家賃としては割高になります。宮古島の相場ですと物件の立地や築年数にもよりますが、一日あたり約3,000円~10,000円で契約期間によっても料金は様々で、月間だと70,000円以上が多いようです。

契約期間内に引っ越ししてしまうと違約金が発生するケースもありますので、はっきりと滞在期間が決まっていない、もしくは、2年以上滞在が決まっているのであればマンスリーやウィークリーマンションではなく賃貸住宅が良いでしょう。

すでに自分の家具や家電があり、新しい生活においても自分好みの快適な空間を作りたいといった場合も同様です。

このように賃貸住宅との違いを踏まえ、あなたの居住期間や生活スタイルに合わせてお部屋選びすることをおすすめいたします。

※弊社の取り扱い物件は原則3か月以上の契約となります。契約期間につきましてはご相談くださいませ。