マンションで暮らしていると、水漏れが発生してしまうことも多々あります。実際に水漏れが発生する場合、どのようなことが考えられるのでしょうか。今回は、その原因や対策について紹介していきます。どの家庭にも水漏れの原因はありますし、実際に漏れると焦るものなので、対処方法についても事前に確認しておくようにしましょう。

◆水漏れとは?

マンションやアパートで暮らしていると、天井や床が水漏れになることがあります。これは簡単に言えば、水が建物の内部もしくは外部を通り、侵入してくることを言います。部屋が水でいっぱいになるということはありませんが、ピタピタと水が落ちてきたり、ジンワリと染みてきたりするので、物件の劣化を引き起こしやすくなります。また、カビなどの原因にもなるので、放置しておくのは良くないです。

水漏れは普通に生活している分には発生することが無いのですが、建物が古い場合はもちろん、劣化によって発生することもあります。また、その一方で人的な原因で発生することも多いため、原因についてはしっかり考えておくことが必要となります。

◆水漏れの原因は?

水漏れというのは、大きく分けて2つの原因があります。一つが人による原因、もう一つが故障などによる原因です。人による原因というのは、例えば洗濯機のホースが外れて水が溢れてしまったり、トイレが詰まって水浸しになってしまったり、防水処理されていないところに水を使ってしまったり色々と人的なミスが考えられます。一方で故障などによる原因としては、配管が老朽化してきたり、建物が腐食してきていたりすることなどが原因となっています。

古い建物の場合は、破損や劣化が進んでいることもあるため、人為的なミスも多くなりますし、逆に建物自体が原因の根源となっていることもあります。水漏れを引き起こしてしまう原因は多々あるので、まずは何が原因だったのかをよく整理しておくことが必要となります。特に自分では気付けないという方も多いですが、トイレに紙おむつやティッシュを流したり、日常的にやってしまいがちなことなどが原因となったりします。それぞれ思い当たる節があるかもしれないので、良く考えてみましょう。

その他にも、大雨や洪水によって、外から水が浸入してきて、水漏れや雨漏りを引き起こすこともあります。この場合は外的な要因となっているので、本人にはどうしようもないかもしれませんが、建物が新しければ新しいほど、対策もしっかりされていることが多いです。

◆水漏れした時の対策・対処方法

水漏れした場合は、まずは早急に住宅情報センターへご連絡ください。大家やオーナーがいる場合は、そういった管理員に連絡することも大切です。実際に水漏れの原因さえわかれば、すぐに対処することができるので、連絡して対策してもらうことが必要となります。こういう状況になるとパニックになって対処が遅れてしまうこともありますが、とりあえずは水漏れを止めることが先決だと言えるでしょう。

なお、賃貸マンションや賃貸アパートであれば、賃貸管理会社などが管理していることもあるため、そちらに連絡することもおすすめします。早めに連絡すればするほど、被害を食い止めることができるので、自分で何とかしようとするのは避けてください。むしろ自分で直そうと思っても、そう簡単にはいかないことが多く、逆に事態を悪化させてしまうこともあります。

また、自分だけの問題であれば良いのですが、もしかしたら他の部屋の方にも迷惑をかけてしまう可能性があります。それによって何か被害を与えてしまった場合は、自分が対応しなくてはならなくなります。そこからトラブルになってしまうこともあるので、水漏れは侮れない問題なのです。自分では対処できないことが多いので、すぐにご連絡ください!

それと、勝手に自分で修理会社などに依頼して治してもらうということもありますが、水漏れの場合はそう簡単にいかないこともあります。

一番良くない行動としては、水漏れしているにも関わらず、何もしなかったり、自分で対処しようとしたりすることです。

◆念のために保険に入っておくことが重要

水漏れは場合によっては大きな費用が必要となることもあります。そういう時、現金がな

いと大変なので、万が一のことを考えて保険に入っておくことが重要です。保険は使わないという方も多いですが、あれば万が一の時も安心なので、事前に検討しておくと良いでしょう。

水漏れの原因は多々ありますが、人的なものと自然的なものがあるので、それぞれどのように対処するかによって変わってきます。原因をしっかり知り、対処方法も間違えないことこそが、水漏れの最大の対策となります。

トラブル時には早急にご連絡を宜しくお願いいたします。